Science Portal China(2010年3月19日)より:
青海省科技庁によると、中国科学院塩湖研究所の専門家はこのほど、独自の知的財産権をもつマグネシウム調製の新技術を開発した。青海省にある塩湖の塩化物と工業副産物である石灰を利用し、純度99.99%のマグネシウムを生産すると同時に、従来の生産過程だと大量に排出される二酸化炭素や硫黄酸化物といった汚染ガスによる弊害を解消し、マグネシウムのクリーンな生産技術を生み出した。
世界最大の塩湖資源総合利用・金属マグネシウム一体化プロジェクトが27日、中国青海省柴達木(チャイダム)盆地で着工した。
Googleブックスでは、『マグネシウム文明論』の一部内容をお読みいただくことができます。
下記ページより、ぜひお試しください。
・Google ブックス:『マグネシウム文明論 – 石油に代わる新エネルギー資源』

5月14日、熊本大学大学院自然科学研究科の河村能人教授らの研究グループは、航空機の構造材に使われる超々ジュラルミン(A7075)と同等の強度で、重さは2/3のマグネシウム合金の開発に成功したと発表しました(くまにちコム)。
新合金の室温降伏強度は、熊大マグネシウム合金を約16%上回る512メガパスカル。超々ジュラルミンと比べると、同等の強度で重さは約3分の2。一般的な高強度合金で必要な熱処理工程が不要な上、圧延などの加工率が低くても強度が出るため、生産性が高いという。
また、1月26日には、独立行政法人 産業技術総合研究所が、汎用マグネシウム合金の常温成形性を飛躍的に高める新圧延技術を発表しています(プレスリリース)。
これまでマグネシウム合金圧延材の常温成形性はアルミニウムや鉄よりも極めて低いため、プレス加工に際して、加工する圧延材と金型を250 ℃以上に加熱する必要があった。開発した新圧延技術は、従来の圧延温度(400℃以下)よりも約100 ℃高い温度で圧延を行うものであり、新技術により作製される汎用マグネシウム合金圧延材の集合組織は、従来の圧延材と比較して著しく弱い結晶配向を示すため、アルミニウム合金並みの常温成形性を発揮する。従って、加熱装置を備えていない汎用プレス機を用いてプレス加工ができるため、従来と比較して飛躍的な低コスト化、高生産性化が可能となる。また、新圧延技術により作製される圧延材の組成は汎用マグネシウム合金と全く同じであるため、既存の周辺技術(表面処理技術・接合技術)がそのまま利用できる。
株式会社エレクトラ(代表取締役会長 矢部孝)からのご案内
マグネシウム文明を推進する東工大発ベンチャー「株式会社エレクトラ」では、本年度より国内外向け製品の生産体制を確立する必要がございます。
つきましては、この事業にご協力いただける企業を募集したいと思います。こちらの要望は以下の通りです。
- 応募いただいた会社へ、試験的な部品の仕様を送り、見積していただきます。仕様が送れない部品に関しては、応募会社の生産部品、生産体制等をお伺いします。
- こちらの要望と合致した場合には、秘密保持契約を結び、実際の部品の発注を行います。
- 開発を要する部品の場合には、試作をお願いします。
- 本格的な生産体制に入るに際して、どのような立場で参加していただくかを取り決めます。
(2)、(3)については、発注前にある程度の必要な資金を提供いたします。
募集分野としては、
- 機械加工
- 金型製造
- フレネルレンズ製造
- 断熱容器製造
- 熱交換器
- ポンプ&モーター
- 制御ソフト
等、多数ございます。上記以外でもご相談ください。
ご興味のある方は、までご連絡ください。
株式会社エレクトラ 代表取締役会長 矢部孝
Greentech Mediaによれば、米国エネルギー省の団体”ARPA-E”は、1億600万ドルを新エネルギーベンチャーに投資すると発表したとのこと。
The Department of Energy announced $106M today in funding for 37 experimental projects that could radically change the ways that we think of “alternative energy.”
この中には、安価なマグネシウムイオン二次電池を開発している、Pellion Technologies, Inc.が含まれています。
Pellion Technologies, Inc. – $3.2M – the project will develop an inexpensive, rechargeable magnesium-ion battery for electric and hybrid-electric vehicle applications. Computational methods and accelerated chemical synthesis will be used to develop new materials and chemistries.
WIRED VISIONの「次世代電池レースで脚光を浴び始めた「マグネシウム電池」」では、株式会社TSCとSAITECが開発しているマグネシウム電池を紹介しています。
開発されているのは、一次電池である「マグネシウム空気電池」と「マグネシウム水電池」、それに二次電池の「マグネシウム金属電池」です。
写真は、100立方メートル/日の淡水/浄水化能力を備えたプラントの完成予想模型です。
このプラントは、10ユニットのペガサス浄水化システムで構成されています。
海や湖から汲み上げられた水は、太陽光集熱装置で80〜90℃まで温められ、ペガサス浄水化システムによって蒸留水となります(農業用水、飲料用水として利用するためには、ミネラルを添加する必要があります)。ペガサス浄水化システムは太陽熱を利用して稼働するため、電力を必要としません。






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