燃料利用

staff on 2009/12/13 18:14
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マグネシウムは軽くて強い金属です。密度は鉄の1/4、アルミニウムの2/3で、高い熱伝導性を備えています。
マグネシウムにはもう1つ大きな特長があります。それは反応性が非常に高いこと。火を付ければ激しく燃えるのです。激しく燃えるという点ではマグネシウムは水素に引けを取りません。
同一容量の重量比較では、マグネシウムは水素より重くなります。しかし、水素は丈夫なタンクが必要で、何らかの事故があればタンクから漏れる不安があります。
一方、固体のマグネシウムは650℃以下では発火しませんから、常温で保存でき、10年以上の貯蔵が可能です。だから、必要なだけ倉庫に積み上げておくことができます。
水素はそうはいきません。貯蔵量に見合ったタンクが必要です。仮に100万kWクラスの発電所が1日に生み出すエネルギーを1気圧の水素で蓄えたとしたら、1km×1km×10mの巨大なタンクが必要ですが、マグネシウムなら15m×15m×10mで収まります。