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Carbon dioxide gas laser smelts magnesium

炭酸ガスレーザーでマグネシウムを製錬

私たちは太陽光励起レーザーで400W〜lkW級が達成できたとして、実際にマグネシウムを得ることができるのか、別タイプの実用レーザーを使って実験を行っています。400W/1kWの炭酸ガスレーザーを酸化マグネシウム粉末に0.2秒間照射すると、粉末表層が蒸発、そのガス中の30%がマグネシウム原子であることを確認しました。ここで重要なのはどれだけ効率よく純粋なマグネシウムを作れるかという点にあります。できたマグネシウムの燃焼で得られるエネルギーを生成にかかったレーザーのエネルギーで、割った値を「エネルギー還元効率」と言います。これが大きいほどよいわけですが、実験データから求めた値は45%で、目標値50%にかなり近い成果を得られています。
このプロセスは使用済みの酸化マグネシウムを再生するプロセスとほぼ同じです。マグネシウム燃料電池の燃料パックから酸化マグネシウムを取り出して太陽光励起レーザーを照射、マグネシウムの蒸気を発生させます。得られたマグネシウム蒸気は周囲の酸素と結びつかないよう、アルゴンなどの不活性ガスを吹き付けて急冷し、用意した板上に蒸着させるのです。

2 Comments to “レーザーでマグネシウムを製錬できるのか?”

  1. [...] レーザーでマグネシウムを製錬できるのか? [...]

  2. [...] 「レーザーでマグネシウムを製錬できるか?」という記事では、酸化マグネシウムにレーザーを照射することで粉末表層が蒸発し、金属マグネシウムだけ取り出せることを紹介しました [...]

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