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mgciv_book12月16日、PHP新書より『マグネシウム文明論』(矢部孝・山路達也、720円)が発売されます。
内容の一部は、Googleブックスからお読みいただけます。こちらからぜひお試しください。

石油の次のエネルギー資源は何か? 太陽電池で日本のエネルギーを賄おうとすると、国土の6割を覆う必要がある。水素社会なら地下が水素貯蔵タンクだらけ。リチウムイオン電池を載せた電気自動車が普及すると、リチウム資源が不足する。さらに、今の造水法で世界的な水不足に対応するには、世界の電力を5割増やさねばならない。この状況を突破する解こそ「マグネシウム循環社会」である。『TIME』誌で2009年”Heroes of the Environment”に選ばれた、二酸化炭素25%削減も実現する新技術を公開する。

『マグネシウム文明論』目次

第1章 石油文明に代わるのは、自然エネルギー・水素社会か?
石油文明、終わりの始まり
石油はなくなる? なくならない?
深刻化する地球温暖化
世界経済の成長を止めることはできない
石油・石炭を代替するエネルギー源は存在するか?
太陽光発電で日本の電力需要を満たせるか?
電気は溜められない
太陽光・熱や、風力・地熱はローカルなエネルギー源として利用する
水素社会は実現可能か?
核融合は未来のエネルギー
新しいエネルギーと資源の循環を考える
新しいエネルギー源になる物質は「マグネシウム」
マグネシウムが燃料にならなかったのは高価だったから
太陽光でレーザーをつくり、マグネシウムを製錬する
マグネシウムを海水から取りだす
使ったマグネシウムは、太陽光でリサイクル
マグネシウムサイクルは、実用化寸前の段階
第2章 太陽光からレーザーをつくる
すべてはレーザーから始まった
情報通信から医療まで、あらゆる分野で使われるレーザー
自然界の光には、バラバラの光が入り交じっている
レーザーは、波長や波のタイミングがピタリと揃っている
レーザーが輝くまで
レーザー核融合の実現を目指した日々
実現が遠のく核融合
レーザーでロケットを飛ばす
太陽光を直接レーザーに変換する
レーザーを金属製錬に使う
市場価格の高いマグネシウムが狙い目
太陽光は本当にレーザーに変換できるか?
太陽光がレーザーに変わった
予算は出たが、レーザーが出ない
北海道千歳市に実験設備をつくる
北海道で80ワットのレーザーが発振された
レーザー研究の資金繰りに窮する
レーザー媒質を、結晶ではなく、セラミックスでつくる
太陽光の集光に反射鏡は必要なかった
レーザー媒質の冷却を太陽熱で行なう
宇宙での発電は重量が問題
レーザー発生装置は1台50万円以下
出力400ワットのレーザーも実現間近に
フレネルレンズの精度を上げる
レーザー媒質の改良も進んでいる
第3章 レーザーでマグネシウムをつくる
はたして、レーザーでマグネシウムは製錬できるのか?
かつて主流だった電解法は、ほとんど使われなくなった
大量の石炭でマグネシウム製錬を行なうピジョン法
化学反応を使うのは高エネルギーを得る手段がなかったから
原子の結びつきをバラバラにするレーザー製錬法
一点集中のレーザーなら、炉全体は熱くならない
レーザーが照射されると、一瞬で酸化マグネシウムが気化する
300本のレーザーを並べてマグネシウムを製錬する
どれくらいのマグネシウムを製錬できるのか?
価格でピジョン法に勝つ
レーザーなら、どんな金属でも製錬できる
重要な副産物を生みだしつづけるレーザー研究
世界で使われるようになったシミュレーション手法「CIP法」
第4章 マグネシウムを燃やす
マグネシウム価格が150円/キログラムを切れば、燃料として使える
加熱する次世代自動車の開発競争
内燃機関によって駆動する現行自動車
ガソリンエンジンと電気モーターのハイブリッド車という現実解
内燃機関から電気モーターへの移行
電池とインフラに問題を抱える電気自動車
盛り下がる燃料電池自動車の開発
マグネシウムを自動車用の燃料として使う
水素燃料電池はNGだが……
水素を発生させない空気電池
600キロメートル走行に成功した亜鉛空気電池自動車
マグネシウム空気電池の実証実験
電気自動車vs.マグネシウム空気電池車
鉄道もマグネシウム空気電池で走る
未来の船は、レーザーとマグネシウムで海原を行く
電子機器にも搭載できる
火力発電所の燃料をマグネシウムにする
第5章 海水から淡水とマグネシウムを取りだす
金属マグネシウムの材料はどこから手に入れる?
2025年、世界は深刻な水資源の危機に見舞われる
世界で激化する水ビジネスに参入する
現在の淡水化の手法では、莫大なエネルギーを消費する
逆浸透膜法では淡水の需要をまかなえない!
魚の養殖装置から生まれた淡水化装置
淡水化装置で世界の水ビジネスに挑む
世界の水ビジネスに出遅れる日本
第6章 マグネシウム循環社会がやってくる!
マグネシウム循環社会実現へのロードマップ
淡水化装置の販売で利益を出す
太陽光励起レーザー発生装置の建設を進める
燃料利用が現実に
マグネシウム循環社会では、何が変わるのか?
レーザー製錬で金属工業のあり方が変わる
燃料としてマグネシウムが使われるようになったら
発展途上国の生活にはドラスティックな影響を与える
太陽熱の高度利用が進めば、リサイクルも加速する
石油をマグネシウムに置き換えると二酸化炭素はどのくらい削減できるか?
電気を使わない淡水化装置なら、二酸化炭素削減は簡単に達成できる!
日本人はもっと科学を楽しもう

6 Comments to “12月16日『マグネシウム文明論』がPHP新書より発売されます”

  1. エネルギーも脱一人勝ちで – 書評 – マグネシウム文明論

    共著者の山路様より献本御礼。

    マグネシウム文明論
    矢部孝 /
    山路達也

    まぎれもないスゴ本。内容、構成、そしてタイミング。今年出た新書ナンバーワン。
    正直私は本書の内容を100%信…

  2. 今日の本「マグネシウム文明論」

    夢のような話で実現が遠い先ではなくて近くに見えるとてつもない話。マグネシウムは効率が良い。でも高いから取り出すためにどうするってことでレーザーで。レーザーをどのように作…

  3. Book:マグネシウム文明論

    マグネシウム文明論 PHP新書
    石油に代わる新エネルギー資源
    矢部 孝著
    山路 達也著
    内容説明
    自然エネルギーや水素は、現在の石油に代わるエネルギー源にはならない。太陽光と…

  4. [...] 『マグネシウム文明論』がPHP新書より発売されました。詳細はこちら。また、Googleブックスでは、内容の一部をお読みいただけます。 Conversations on TwitterOur Twitter account is "@mgciv".If you have [...]

  5. pool service より:

    I think Solar is the way to go.. much cleaner and cheaper then anything else.

  6. staff より:

    Magnesium cycle is a way to use solar energy.

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