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eVionyx's zinc fuel cell car / eVionyxが開発した亜鉛燃料電池車

eVionyxが開発した亜鉛燃料電池車

マグネシウムは燃料電池の燃料にもなりえます。
現在、亜鉛やアルミニウム、鉄、そしてリチウムなどの金属空気電池が開発されています。金属空気電池とは、金属と空気中の酸素の酸化作用を利用した電池です。通常の電池は、負極と正極それぞれに活物質が必要とされますが、金属空気電池の正極活物質は空気です。そして、負極活物質の金属を燃料として入れ換えられるようにすれば、金属空気電池が燃料電池になるわけです。
普通車の水素燃料電池車が500km走るためには水素6kgが必要とされますが、同じことをマグネシウム燃料電池車で実現するには70kgのマグネシウムがあればよいことになります。実用化の暁には、マグネシウムの燃料パックをカセットのように燃料電池の発電機構に装填する方式になると考えられます。今の自動車がスタンドで給油する感覚で、燃料パックを交換するわけです。
2003年、金属燃料電池の研究ベンチャー、米eVionyx社(ニューヨーク州、ホーソン)は普通乗用車を改造した実験車を開発し、亜鉛燃料電池で600kmの連続走行に成功しています。また、燃料パックを100回以上交換して走らせても問題がないことを実証しました。
この実験データを元にした亜鉛燃料電池の効率は、1kg当たり500W時。仮にマグネシウムに当てはめると、1kg当たり1500W時と、リチウムイオン電池(定常的には200W時)をはるかにしのぐ効率を期待できます。

3 Comments to “マグネシウム燃料電池”

  1. [...] ・マグネシウム燃料電池 ・マグネシウムは火力発電所の燃料として使える ・マグネシウム製造には大量のエネルギーが必要 ・低コストで超高温を実現する「太陽光励起レーザー」 ・ [...]

  2. Rey Aricci より:

    A passenger fuel cell vehicle requires 6kg of hydrogen in order to run 500km, and this quantity of hydrogen is produced from about 70kg of magnesium.

    普通車の水素燃料電池車が500km走るためには水素6kgが必要とされますが、同じことをマグネシウム燃料電池車で実現するには70kgのマグネシウムがあればよいことになります。

    この日本文の英訳が、上記なら、明らかに誤訳。6Kgの水素をどうやって70Kgのマグネシウムから作るのだろう。

  3. staff より:

    ご指摘ありがとうございました。上記の件、修正いたしました。

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