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質問:
金属マグネシウムは水や酸素と反応しやすいという性質がありますが、燃料として使う場合に、危険はないのでしょうか?
また、金属マグネシウムが酸化しやすいということは、燃料として長期間貯蔵できるのでしょうか?

回答:
既存の燃料であるガソリン、石炭もすべて燃えるという意味では危険です。そうでないと燃料とはなりません。
金属マグネシウムは熱伝導が非常によいため、どこかを加熱しても温度がなかなか上がりません。そのため、塊のマグネシウムに点火するのはまず不可能です。そこで、点火するには、マグネシウムをリボン状にして熱が伝わらないように工夫する必要があります。この意味では、マグネシウムはガソリンのように揮発して引火するものよりは安全です。

一方の保存性についてですが、確かに金属マグネシウムの表面、数マイクロメートルはすぐ酸化します。しかしそれ以上は酸化が進みません。
したがって、空気中に放置しておいても燃料として使用するには問題ありません。私たちは、10年間空気中に放置してあったマグネシウムであっても、燃料として問題なく使えることを確かめました。
(矢部孝)

One Comment to “金属マグネシウムの安全性と保存性”

  1. [...] 気中の酸素と反応して爆発燃焼する物質であり、昔は写真撮影時にフラッシュとして利用されていたくらいです。 (注:マグネシウムの危険性については、こちらの記事も参照のこと) [...]

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