このエントリーをはてなブックマークに追加 Deliciousにブックマーク twitterに投稿する

マグネシウム循環社会の概略図(図版作成:矢部孝、日経サイエンス)

マグネシウム循環社会の概略図(図版作成:矢部孝、日経サイエンス)

現在の「エネルギー通貨」は、電気です。電力網を介して流通し、熱や動力、証明などさまざまな用途に使われます。最近まで、将来のエネルギー通貨になる可能性があるのは水素だと言われていました。しかし、私たちが考える次世代のエネルギー通貨は、本物の通貨と同じ金属。アルミニウムよりも軽く、銀白色の輝きを放つ金属、マグネシウムです。
海水中には、1800兆トンという大量のマグネシウムが含まれています。このマグネシウムを「太陽光励起レーザー」を利用して製錬すれば、自動車や発電所の燃料として利用することができます。生成された酸化マグネシウムは、太陽光励起レーザーを利用することで金属マグネシウムとして再生することが可能です。
海水からマグネシウムを取り出すには、太陽エネルギーを利用した低コストで高効率の淡水化装置を使います。これはまた、世界的な水不足への解となるでしょう。

○関連情報

  • マグネシウムは燃料である
  • マグネシウム燃料電池
  • マグネシウムは火力発電所の燃料として使える
  • マグネシウム製造には大量のエネルギーが必要
  • 低コストで超高温を実現する「太陽光励起レーザー」
  • レーザーでマグネシウムを製錬できるのか?
  • 海水からマグネシウムを取る
  • 太陽エネルギーを利用した新しい海水淡水化技術
  • 4 Comments to “マグネシウム循環社会とは?”

    1. How does this compare to Hydrogen as far as extraction costs? I am not too familiar with this source of energy, but it is quite interesting. Thanks for the post!

    2. [...] YouTubeで「マグネシウム循環社会」の解説動画を公開しました。エネルギー通貨としてのマグネシウムの利点、そして太陽光励起レーザーの発振、マグネシウムエンジンの実験風景などを [...]

    3. student より:

      how much did all these process cost? are there any funding mechanisms?

    4. staff より:

      Thank you for your comment.
      Pegasos Electra handles business of desalination apparatus. Prof. Yabe is an executive chairman of this company.
      Could you visit the following site?
      http://www.pegasos-electra.jp/en/index.html

    Leave a Reply

    You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

    Comments links could be nofollow free.